日本の WordPress のシェア【2026年・実測】
日本で WordPress はどのくらい使われているのかを、Chrome の利用データと Web サイトの技術判定のデータから実際に数えました。「日本のサイト」の範囲によって数字が変わるため、次の2つの分母を並べています。
- 分母 A「日本から見られているサイト」: Chrome UX Report で日本からのアクセスがあり、HTTP Archive が記録しているサイト 1,013,994 件(海外のサイトも含みます)
- 分母 B「.jp ドメインのサイト」: 分母 A のうち、ドメインが .jp で終わるサイト 371,982 件
結論
- 日本から見られているサイト(1,013,994件)のうち、WordPress は 38.2%(387,709件)で、約4割にあたります。.jp ドメインのサイト(371,982件)に限っても 38.9% です。
- CMS を判定できたサイトの中では、WordPress は 74.1%(523,516件中)、.jp ドメインでは 79.1%(183,076件中)です。
- WordPress の次に多いのは Shopify(4.2%)、はてなブログ(3.6%)で、WordPress との差は大きく開いています。
- .jp ドメインに限ると、カラーミーショップ・Studio・STORES・a-blog cms・microCMS など国内のサービスの順位が上がります。
WordPress のシェア(分母 A・B)
「全体に対する割合」は CMS を判定できなかったサイト(自作の HTML、独自のシステム、判定の手がかりが見えないサービスなど)も分母に含めた割合、「CMS を判定できたサイトでの割合」は、何らかの CMS を判定できたサイトだけを分母にした割合です。
| 分母 | サイト数 | WordPress | 全体に対する割合 | CMS を判定できたサイト | CMS を判定できたサイトでの割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| A 日本から見られているサイト | 1,013,994 | 387,709 | 38.2% | 523,516 | 74.1% |
| B うち .jp ドメイン | 371,982 | 144,819 | 38.9% | 183,076 | 79.1% |
表は横にスクロールできます。
- CMS を判定できたのは、分母 A の 51.6%、分母 B の 49.2% です。残りのサイトが CMS を使っていないとは限りません(読み方を参照)。
- ここでの「CMS」には、ブログサービス・ホームページ作成サービス・ネットショップ作成サービスも含めています(調べ方)。Wappalyzer の分類が「CMS」のものだけで数えると、WordPress の割合は分母 A で 80.8%、分母 B で 87.6% になります。
CMS の内訳
分母 A で CMS を判定できたサイト(523,516件)に占める割合です。2つ以上の CMS を判定できたサイト(2,216件)は、それぞれに数えています。
| 順位 | CMS | 種類 | サイト数 | CMS の中での割合 | 全体に対する割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | WordPress | CMS(ソフト) | 387,709 | 74.1% | 38.24% |
| 2 | Shopify | ネットショップ作成サービス | 22,112 | 4.2% | 2.18% |
| 3 | はてなブログ 国産 | ブログサービス | 18,930 | 3.6% | 1.87% |
| 4 | Wix | ホームページ作成サービス | 18,436 | 3.5% | 1.82% |
| 5 | Jimdo | ホームページ作成サービス | 9,914 | 1.9% | 0.98% |
| 6 | カラーミーショップ 国産 | ネットショップ作成サービス | 8,960 | 1.7% | 0.88% |
| 7 | Studio 国産 | ホームページ作成サービス | 8,203 | 1.6% | 0.81% |
| 8 | MakeShop 国産 | ネットショップ作成サービス | 5,630 | 1.1% | 0.56% |
| 9 | STORES 国産 | ネットショップ作成サービス | 4,521 | 0.9% | 0.45% |
| 10 | EC-CUBE 国産 | ネットショップ(ソフト) | 4,073 | 0.8% | 0.40% |
| 11 | BASE 国産 | ネットショップ作成サービス | 3,387 | 0.6% | 0.33% |
| 12 | Drupal | CMS(ソフト) | 3,208 | 0.6% | 0.32% |
| 13 | Blogger | ブログサービス | 2,600 | 0.5% | 0.26% |
| 14 | おちゃのこネット 国産 | ネットショップ作成サービス | 1,983 | 0.4% | 0.20% |
| 15 | Adobe Experience Manager | CMS(企業向け) | 1,909 | 0.4% | 0.19% |
表は横にスクロールできます。
上位15件を載せています。判定できた CMS は全部で 301 種類です。「国産」は日本の会社が開発・運営しているものです。上位15件のうち国産は はてなブログ・カラーミーショップ・Studio・MakeShop・STORES・EC-CUBE・BASE・おちゃのこネット です。
.jp ドメインでの比較
分母 A には、日本からも見られている海外のサイトが含まれます。ドメインが .jp のサイト(分母 B)に限ると、内訳は次のとおりです。CMS を判定できた 183,076 件に占める割合で、右の列は分母 A での順位です。
| 順位 | CMS | サイト数 | CMS の中での割合 | 分母 A での順位 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | WordPress | 144,819 | 79.1% | 1 |
| 2 | Shopify | 6,583 | 3.6% | 2 |
| 3 | カラーミーショップ 国産 | 4,491 | 2.5% | 6 |
| 4 | はてなブログ 国産 | 3,654 | 2.0% | 3 |
| 5 | Studio 国産 | 3,484 | 1.9% | 7 |
| 6 | Wix | 2,974 | 1.6% | 4 |
| 7 | STORES 国産 | 2,708 | 1.5% | 9 |
| 8 | MakeShop 国産 | 2,424 | 1.3% | 8 |
| 9 | EC-CUBE 国産 | 1,923 | 1.1% | 10 |
| 10 | Jimdo | 1,296 | 0.7% | 5 |
| 11 | BASE 国産 | 962 | 0.5% | 11 |
| 12 | a-blog cms 国産 | 872 | 0.5% | 17 |
| 13 | Drupal | 621 | 0.3% | 12 |
| 14 | Joomla! | 620 | 0.3% | 18 |
| 15 | microCMS 国産 | 565 | 0.3% | 19 |
表は横にスクロールできます。
- .jp ドメインでは、WordPress の割合が分母 A より高くなります(74.1% → 79.1%)。
- .jp ドメインには、企業(co.jp)・団体(or.jp)・学校(ac.jp)・自治体(lg.jp)のサイトが含まれます。一方で、.com など .jp 以外のドメインを使う日本のサイトは分母 B に入りません。分母 B は「確実に日本のサイトと言える一部分」と見てください。
判定できない国内のサービス
HTTP Archive の技術判定(Wappalyzer)には、国内のブログサービスやホームページ作成サービスの一部が登録されていません(登録されていても取りこぼしが多いものもあります)。登録されていないサービスは CMS の内訳に出てこず、「CMS を判定できなかったサイト」に入ります。表に出ないことは、使われていないことを意味しません。
参考として、サービスが利用者に配るドメイン(○○.seesaa.net など)のサイトを数えました。独自ドメインで使っているサイトはこの方法では数えられないため、実際の利用数より少ない数です。
| サービス | 数えたドメイン | サイト数(分母 A) | うち技術判定で判定できたもの |
|---|---|---|---|
| FC2(ブログ・ホームページなど) | fc2.com・fc2.net | 9,616 | 3 |
| BASE | base.shop・thebase.in・official.ec・theshop.jp など12ドメイン | 7,101 | 1,840 |
| BOOTH | booth.pm | 5,824 | 0 |
| ライブドアブログ | livedoor.blog・blog.jp・doorblog.jp など5ドメイン | 5,404 | 0 |
| エキサイトブログ | exblog.jp | 2,729 | 3 |
| Seesaa ブログ | seesaa.net | 2,182 | 0 |
| Ameba Ownd | amebaownd.com・themedia.jp・shopinfo.jp など7ドメイン | 1,221 | 0 |
| ココログ | cocolog-nifty.com | 1,156 | 0 |
| JUGEM | jugem.jp | 709 | 0 |
| ペライチ | peraichi.com | 340 | 0 |
表は横にスクロールできます。
- BASE は技術判定に名前がありますが、BASE のドメインのサイト 7,101 件のうち判定できたのは 1,840 件(25.9%)でした。内訳の表の BASE(3,387件)は少なめに出ています。
- アメーバブログ・note・goo blog のように、サイトごとにドメインが分かれず URL のパス(
ameblo.jp/○○など)で分かれるサービスは、Chrome UX Report がドメイン単位でしか集計しないため、1つ1つのブログを数えられません。 - ホームページ・ビルダー・BiND(BiNDup)なども、技術判定に名前が無いため数えていません。
- これらのサービスは CMS の内訳に入れていません。入れると WordPress の「CMS を判定できたサイトでの割合」は少し下がります。
このデータの読み方(注意)
- 母集団は「Chrome で日本から一定以上見られているサイト」です。 Chrome UX Report は、Chrome の利用者のうち統計の送信を有効にしている人のアクセスを集計したもので、アクセスがほとんどない小さなサイトは載りません。世間でいう「日本の全サイト」とは範囲が違います。
- 分母 A は日本の閲覧者から見た割合です。 日本からも見られている海外のサイト(世界的なサービスや海外の企業のサイト)が含まれます。日本の運営者のサイトだけに絞った数字ではありません。
- CMS の判定は HTTP Archive の技術判定(Wappalyzer)のままです。 HTML の手がかり(読み込むファイルの場所や generator のメタタグなど)を消しているサイトは判定できません。WordPress でも手がかりを消していれば数えられないので、WordPress の数字は下限に近いと考えてください。
- 見ているのはトップページだけです。トップページは別の仕組みで、ブログの部分だけ WordPress というサイトは WordPress に数えられないことがあります。
- 海外の調査とは定義が違います。たとえば W3Techs は WordPress の割合を、世界のサイトの 39.6%、CMS が分かるサイトの 58.4% としています(W3Techs、2026年10月18日に確認)。W3Techs は世界のサイトを対象とし、サブドメインを別のサイトとして数えない(wix.com のサブドメインは1サイトとする)など、数え方が異なるため、この記事の数字と並べて比べることはできません。
調べ方
- 対象サイト: Chrome UX Report の日本のデータ(2026年9月)に載っているサイト(1,261,392 件)のうち、HTTP Archive の 2026-09-01 のクロール(スマートフォン、トップページ)に記録があるもの 1,013,994 件を分母 A としました。HTTP Archive に記録が無いサイトは分母から外れます。サイトは「https://example.jp」のようなオリジン(プロトコル・ホスト名の組)で数えています。
- .jp ドメイン: 分母 A のうち、ホスト名が .jp で終わるものを分母 B としました。言語や運営者の所在地では判定していません(HTTP Archive から安く取れる、サイトの言語の情報が無いため)。
- 数えた CMS: HTTP Archive の技術判定(Wappalyzer)で、次のどれかに当たるものです。
- 分類が「CMS」または「Blogs」のもの(WordPress・Shopify・はてなブログ・Wix・Jimdo・Drupal など)
- Studio(2024年10月までの表記は STUDIO。分類は「Page builders」ですが、サイト全体を作るサービスなので含めました。同じ分類の Elementor などの WordPress の部品は含めません)
- 分類が「Ecommerce」のうち、ネットショップを作るサービス・ソフト(カラーミーショップ・MakeShop・STORES・EC-CUBE・BASE など)。WordPress・Shopify の部品(WooCommerce・Welcart など)、カートの一般的な手がかり、ほかの CMS の追加機能(Wix eCommerce など)、判定が当てにならない Amazon Webstore(終了したサービスで、別の会社のサイトに判定が出ていたもの)は除きました。
- 判定できない国内のサービス: サービスのドメインのサブドメイン(サービス自体のトップページ・www・help を除く)を数えました。ドメインは各ドメインのサイトを開き、そのサービスで作られていることを確かめたものだけです。
関連する記事・データ
- WPカタログでは、このうち日本のサイトと判定した WordPress サイト 約36万件のテーマ・サーバー・速度を集めています: テーマの一覧、サーバーの一覧
- 国産 WordPress テーマのシェアランキング
- レンタルサーバー別 WordPress の表示速度ランキング
- 国内の WordPress SEO プラグイン シェアランキング
次回の更新
毎月、最新のデータで更新します。
出典
- Chrome UX Report(Google、CC BY 4.0)2026年9月の日本のデータ
- HTTP Archive(2026-09-01 クロール、技術判定は Wappalyzer)
- 判定できない国内のサービスのドメインの確認: WPカタログ調べ(各ドメインのサイトを開いて確認、2026年10月18日)
- 海外の調査: W3Techs(WordPress の利用状況のページ)(2026年10月18日に確認)
- 集計・執筆: AI(Claude)が上記の実データをもとに整理